脊柱管狭窄症とは、脊柱管(背骨の中の空洞)が狭くなることで神経が強く圧迫され、足腰の痛みやしびれとなって現れる病気。50代から増えはじめ、高齢になるほど多くなり、70歳以上の2人に1人が脊柱管狭窄症になる可能性が指摘されています。
脊柱管の内部は、加齢とともに狭くなる傾向があり、年齢を重ねるほどに症状が現れやすくなります。
●下肢のしびれ…太もも外側、足裏にしびれが出ることが多い
●足の感覚が低下する…足裏の感覚がわかりにくくなる
●間欠性跛行(かんけつせいはこう)…歩行しているとだんだん足がしびれたり痛くなる。前がかりの姿勢になって休むと回復することが特徴である
●腰・おしり・下肢の鈍痛・鋭利痛が出現する
●足がしびれることで、常時不快感があり、物事に集中することができなくなる
●長く歩行すると、痛み、しびれがでてくる。外出、遠出がしにくくなり、活動量が低下する
●脊柱が変形することにより、身体の各所に歪みがおこり、掃除、洗濯、食事など、日常生活動作に支障がでる
●腰・臀部の痛みを改善するために、ストレッチを行い筋肉の柔軟性向上を図っていきます。
●背骨の位置を整え、良姿勢になるように腹筋・背筋の筋力をバランスよく鍛えます。
●長く歩行でき、活動量を向上させるために歩行に対するアドバイス・指導を行い、疲れにくく、痛みのない身体を目指していきます。
訓練動画の一例